大富豪への道


2007.03.27
作:石山



 

 この家は、狂っている。ちがう。家が狂っている訳ではない。家の住人が狂っているのだ。話して聞かせるから黙って聞いておけ。

 この家は、赤いお屋敷と言ったらこの辺りでは知らない者がいない。外壁のレンガは日の光に当たって赤く輝き、緑の芝生の上にたたずんでいる。元々は旧華族が住んでいたが、今ではこの街で総合病院を経営している一家が暮らしている。  

 そして、その者たちはどこか狂っていた。

 一番狂っているのはこの妻かもしれない。総合病院の女医といっても、いまは執刀もせずに何やら実験を繰り返している。おかげでこの家の一部が改装されてしまっている。

「あなた、あなた、どこにいるの」

 総合病院の院長ながら、婿養子の旦那を探しているらしい。この家に来た頃は、なんとか妻をねじ伏せて、この家の主としてのし上がろうとしていた。

 いまでは、そんな様子はどこからも感じられず、日がな一日、院長としての付き合いだけをやっている。事務的な仕事は、すべて副院長に任せている。

 今日は、家にいるみたいだが・・・。

「いいじゃないか・・・。君には高い金を払ってるんだ。身よりもなくコネもない君には破格の値段だろ」

 いつもは妻に頭のあがらない旦那は、自室のソファーでコーヒーを運んできたメイドを押し倒していた。

「やん、やめてください。お願いします」

メイドは、殴る事もできず、振りほどこうと必死だ。エプロンはめくれあがり、フリルの付いたゴシック調なメイド服の中には、すでに旦那の手がうごめいている。

「いいじゃないか。何でも買ってやるぞ」

「だめ、だめです」

メイドは、涙を流しながら懇願する。歳の頃は、二十歳すぎだろうか。黒髪が似合うおとなしそうな娘だ。旦那の好きなタイプだ。今までも何人もこれでメイドをやめて出て行ってしまった。

 その時、ドアが開く。

「あなた、こんなところで・・・」

「お、おまえ」

 ソファーでもつれ合う二人を見た妻の顔が引きつる。恐ろしい形相に旦那はすくみ上がった。メイドは、泣きながら妻に助けを求める。

「奥様、たすけて」

 うつむいた妻は、近くの花瓶を持つとかつかつかつとソファーへと向かう。

「疲れてるといいながら、私の事はこの15年触ろうともしないのに・・・」

「奥様・・・」

メイドはただならぬ妻の様子に涙も止まる。そう、高く花瓶を掲げているのだ。

「そんな人を誘惑するなんて、この泥棒猫め!」

 そして、花瓶の割れる音とともに服を押さえていたメイドの手がだらりと垂れ下がった。







 ここは、赤い屋敷の一室。妻が実験を行う所だ。かなりの実験設備というか、病院にも負けないほどの手術室などを完備している。 そこの一室。集中治療室と書いてある場所にあるベッドに一人眠っていた。

「そろそろ、眼を覚ましてもいいころ・・・」

 ベッドの横に立つ白衣姿の妻は、部屋に備え付けられた時計を眺める。 

 ベッドの上に眠っているのは、妻に一撃を食らって失神してしまったメイドだった。何故か、頭の傷ではなく、体に包帯が巻いてある。そのメイドは、眼をうっすらと開いた。

「目が覚めたかしら」

「・・・」

まだ焦点の合っていない眼が妻を捉える。そして、ぽそりと何かを言うが声になっていない。だが、次第に眼が覚めてきたのか、瞳に光がよみがえってくる。

 しかし、すぐに怯えの表情へと変わった。妻の顔が残忍な笑顔を浮かべていたからだ。

 メイドは声が上手く出せないのか、一度咳をする。そして、かすれた声を出した。

「お、奥様・・・。あれは違うんです」

 妻は首を横に振り、そしてにやっと笑みを浮かべた。

「ふふ、もう気にしなくてもいいのよ。もうあなたには何もできないのだから」

 メイドは、言っている意味が分からなかったのか、そのまま黙ってしまう。しかし、自分が何かをされてしまったのかと、首をあげて自分の体を見る。ずきっと頭が痛んだようだが、それでも見てみる。

 両手をシーツから出してみる。大丈夫だった。そして、その両手を使って体に触れている。そこで手が止まった。

「私・・・胸が・・・」

 いくら掴もうとしても何もないらしい。包帯の上からその存在を感じないのだ。

「胸なんて、いらないのよ。あなたはもう男なんだから」

「おとこ?」

 さっきよりさらに頭をあげて、体を見下ろす。下半身には、シーツのしわとは違うなにかが、下から突き上げていた。それは自分の腕ほどもあるかと思えた。

 そして、それが何かと思い当たった途端、自分の中にある何もないはず股間に変な感覚がある事に気づく。

「ね、大きいでしょ。もう使えるわよ。あなたが眠ってから、もう半年も経つんだもの。さあ、あなたの初めてを見て上げるわね」

 妻は、メイドの体を起こすと、その背後を支えるように座った。困惑するメイドの肩越しに、メイドの手を取った。

「ほら、自分のものなのよ。ちゃんとしなくちゃ」

 メイドは、声も出せないような状況らしい。妻の手によって自分のそそりたつ何かへと手を導かれていった。そして、それを掴まされる。

「こんな・・・こんなことって」

 自分にありえないものを掴み、それが掴まれている感覚があるのだから混乱するのはあたりまえだろう。

「ほら、いいでしょ。私が作ったものよ。馬のものを改良して、日常生活では、人間サイズ、勃起したら馬サイズになるっていう優れものよ。よろこんでくれた?」

妻は、メイドのかぶっているシーツを強引に外した。そこには、自分の股間からそそりたつ、腕ほどもある男根が生えていたのだ。それを見たメイドは・・・。

「いや、いや、いやーーーーーー」

メイドの悲鳴が館全体に響き渡った。メイドから涙がこぼれ出る。それは、かつては二つの乳房があった胸へと落ちる。

「あらぁ、なんてこと・・・そんなにいやがらなくても。ほーら、あなたの好きな男になれたのよ。この泥棒ネコ。

 でも、今日からは、私の物、私のペット・・・わかったわね。馬並みのホスト・・・夢見てたのよねー」

そういうと妻はベッドからおり、メイドのモノをぎゅっと両手で掴んだ。そして、上下にこすり始める。

 メイドの声は女のままで、体に似合わない喘ぎ声を上げ始める。

「あーら、感度は抜群のようね。ここは、私が出させてあげるわ」

そう言って、ベッドに横たわりのけぞるメイドのモノを、口へとくわえた。そのさきっぽだけでも凶悪な大きさを持っており、全ては口に入らない。口の中では、尿道に舌を突っ込み、ねぶり回す。手は、さらに荒々しくメイドの男根をこすり上げる。

「あっ、あっ、なんで、わたし女なのに」

 いつの間にかメイドは、女だった時の自慰でしていたように、自分の胸へと手を這わせていた。胸の膨らみはなくなったものの敏感さは失っていなかった。

 ビクンビクンと震えだしたそれは、妻を振りほどきそうな勢いだった。妻は、それでもしがみつくかのように、尿道への攻撃をやめない。舌がにゅるっと中の方へとはいっていく。手は、足でもマッサージするかのように根元からなぞり上げている。

「あっあぁぁ、なにか、なにか出てくるー、いやぁぁああ」

そして、それはきた。どくんという衝撃と共に、白いものが妻の喉へと噴射された。妻はそれに耐えきれず離れてしまう。

「たまってたのねぇ・・・とっても濃いわよ」

黄色みを帯びた白い精液がメイドのものから徐々に垂れていく。そして、その男根は、次第に縮み始める。縮むと普通のサイズというのは本当だったらしい、そこには、自分の吐き出した物に濡れるいっぽんのペニスが残っていた。さっきはよく見えなかったが、その下にはちゃんと袋が付いている。

「ううう、わたし。わたし・・・。元に戻して・・・」

 メイドは涙を流し懇願する。

「そうねぇ、あなたが言う事ちゃんときくっていうんなら考えてあげない事もないわよ。

 まぁ、今はおなかもすいているでしょう、食事をもってきてあげるわ」

 その後、食事を食べながら泣きじゃくるメイドの鳴き声が幽霊の嗚咽のように館に漏れ出ていく。メイドは、食事をほとんど残した状態で、泣きつかれたのかそのまま眠ってしまった。







「朝ご飯を持ってきたわよ。あれだけ出したんだから、ちゃんとタンパク質とらなきゃね」

「あの・・・いつ戻してもらえるんですか・・・」

「あなたは私の夫を誘惑したわけだから、戻して上げないって言いたい所だけど、私への忠誠の態度によっては戻してあげるわよ。そうね・・・、私が飽きたらかしら」

あはははと、妻は笑う。メイドは、溜め息をつく。

「そうね。まずは、あなたの味見をしなくちゃね。そのためにもあなたには、男として自覚してもらわなくちゃね」

ふふふと、いやな笑みを浮かべる。さすがに体が欲するのか、出された朝ご飯をベッドの上で食べる。足腰は弱っているようで、以前よりもほっそりとしている感じだ。

「その食事を食べれば、元気が出るわよー。わたしの特殊ブレンドが入ってるから」

 メイドは、箸をとめる。しかし、もう器に残っているのは、わずかしかない。その特殊ブレンドとやらを食べてしまった訳だ。

「まぁ、気にする事ないのよ。代金なんていらないんだから」

 的外れの妻の応答は、やはり狂っているというしかない。

「とりあえず、あなたはこの部屋から出られるくらい体力を回復するといいわ。あなたの服は、そこの箱にいれてあるから。きっと似合うわ。あなた女の子みたいだもの」

「わたしは・・・」

「そうだったわね、そんなモノぶら下げてるから忘れちゃってたわ。あはは」

メイドは、屈辱に唇をゆがめるが、唯一元に戻してもらえる希望のために耐えた。

「さて、また昼にくるわ。ああ、楽しみ」

そういって、妻は外へと出て行った。部屋の中には、昨日まであった治療の道具らしいものは見えず。ベッドに机。さっき言っていた箱。それに大きな鏡があるだけだった。小さな扉が奥にあるが、あれはトイレだろうか。

 尿意に負けたのか、メイドはトイレへと入っていった。やはり足腰が弱っているせいで、壁伝いになってしまう。股間には揺れるモノをはっきりと感じ、胸には何も揺れていないのを感じる。

 洋式のトイレの前に立った。いつものように便座へと座った。しかし、その時、股間のものを意識してしまい。それが徐々に膨らみはじめ、腕のような大きさへとなってしまう。

 メイドは、それを一生懸命便座の中へと入れようとするが、到底むりだった。

「これ、どうやって・・・。まさか・・・わたしが立ちションを・・・」

 顔を赤くするが、そうするしかないみたいだ。しかし、それもきつい感じだった。股間から鋭角で立ち上がるメイドのモノは、このまま放出すると、大変なことになりかねない。そこで、便座に向けて体を倒し、便器の中へと押し込むような形で自分のものを入れる。

 しかし、無理な体勢なため、バランスを崩してしまう。メイドは、トイレのタンクに手をつき、便器を犯すような形で自分のモノを突き込んでしまう。なかにたまった水に自分のモノが浸かっているのがひんやりとした感覚で分かってしまう。

 水の感触のためか、さらに尿意がましたようで、メイドはその状態でじょじょじょっと小便をした。とたんに便器の中の水が黄色く染まっていく。

「ああ、中を通っていくのがわかる・・・」

メイドが放尿による快感に目をとろんとさせている。

女のときならここまで尿を我慢していれば、大変だったろうが、今の体なら少々我慢しても大丈夫なようだ。

「とまった・・・。このあとどうすればいいんだろう・・・」

メイドは試行錯誤した後、しずくが垂れるちんこの先をトイレットペーパーで拭きはじめた。しかし、水に溶けやすいトイレットペーパーで拭いたために、カリ首のところに紙のかすがへばりついてしまう。

「やだ・・・とれない・・・」

すこしずつ縮まってきたちんこに巻き込まれるように紙の破片がメイドの中へと消えていく。メイドは、それを取ろうとして、自分のちんこの皮を引っ張り始める。

 すると、むくむくと大きさを取り戻してきた。おまけに、なんだか変な気持ちになってきたみたいで、ますます膨張しはじめる。まっかに充血したそのカリ首は、もはやマックスの状態になっていた。

「なんだか、変な気分・・・」

メイドは、自慰をしたくなったのか、自分で自分のものをこすりはじめた。

すでに数回の摩擦でカリ首からは紙の破片がはがれているのにも気づかない。

「あぁ、この気持ち・・・なんだろ。男の子ってこんなに鋭いの」

 自分の快感で腰が引けるが、その腕ほどもある男根は、それでも十分自分の胸の前でピンとのびている。

「はぁはぁはぁはぁはぁはぁ・・・」

トイレのドアに寄りかかるように立つと、自分のものを両手を使って摩擦をしている。ここにメイドにくるまでに、セックスをした事はなかった。自慰さえ、数えるほどだった。

 自分の疎ましい男のものを、気持ちよくてしごいている自分に疑問を持ちつつ、さらに強い快感をもとめてこすり続けた。

「ああーん」

 男根の先から飛び出た液体は、さっきさんざん気をつけて汚れないようにしたトイレの中へ放出された。メイドは、そんなことはおかまいなしに、ビクンビクンと震えるものをさらに快感を味わうためになで上げている。

「あぁ、わたしったら・・・」

 ひとしきり快感に酔った所で、トイレの惨状を見て、後悔した。トイレの壁に白いゲル状のものが飛び散っていたのだ。青臭いような匂いが充満する。

 メイドは、トイレットペーパーをつかって拭き取ろうとするが上手くいかない。そこで、何か雑巾はないかとドアをあけて外にでた。

「あーら、お楽しみ中だったみたいね」

「え、いえ、そんな」

メイドは、とっさに両手で胸を隠した。

「あーら、それじゃあ、この精液がたらたら垂れてしなびちゃってるものは、なーに。

こんな無駄遣いを許した覚えはないんだけど」

そういって、妻はメイドのモノをひっぱりあげる。さすがに膨張率が高いだけあって、そのものはぎゅーっとひっぱってもちぎれる訳でもなく、メイドに快感を与えている。

「あら、元気になってきたわね」

妻は、徐々に手の中で厚みを取り戻そうとしているメイドの男根に舌なめずりをした。

 メイドは、はずかしいのか胸を押さえていた手で顔を隠している。

「私の特殊ブレンドなら、一日10回くらいも平気なはずだから・・・。どう? 精力があふれてくるんじゃない?」

 メイドは、図星だったのか顔を真っ赤にし、こくりとうなづいた。

「私のここに入れてみたいでしょ・・・」

メイドは、何も答えられない様子だ。

「入れたいと言いなさい」

「・・・入れたいです」

しぶしぶ答えるメイド。しかし、それに満足したのか、妻は白衣を、さらに着ていた服を脱ぎはじめた。

「さあ、なめなさい」

妻は、自分の服を机の上に置くと、ベッドへと横たわり、股を広げた。自分のモノもそこまで見た事がないメイドは、躊躇しながら近づく。

「舐めろって言ってるのが聞こえないのかしら?」

メイドは、ぐっと堪えて、そのよく使い込まれたものを舐めはじめた。

「ぜーんぜんへた。でも、ぎこちないのも好きよ」

それから、かなりの間舐めていく。妻は、一言も喘ぎ声は出さない。しかし、そこの部分は、徐々に濡れはじめていた。

「そろそろいいわ。私のものなら、あなたのそれ・・・入るわ。小娘だったら、こわれちゃうでしょうけどね。ふふ」

「い、いれるんですか」

メイドは、じりっと後ろへ下がった。

「そうよ。それくらい分かるでしょ。さあ、早くしないともとに戻してあげないわよ」

メイドは、その言葉に決心をした。そして、その部分へと長い自分の男根を入れはじめた。ずぶずぶと入り始める。

「そのくらいね。奥にあたっちゃったわ。さすがね」

メイドは、よくわからなかったが、奥のごつごつしたものに自分のものの先っぽが当たっている。

「さあ、動きなさい」

「は、はい」

腕ほどもあるものをくわえこんでも、平気というのはどういうことだろうか。きっとメイドも疑問に思ったんだろう。動きが慎重だ。

「大丈夫よ、私のは開発済みだから。その程度のものが動いたって大丈夫よ」

その瞬間、メイドのモノを締め付ける。

「あぁぁーーん、あくっ」

メイドが逆に強烈な締め付けに声を上げた。妻は若干の汗をかいている他は、変化はみられない。

「拡張しすぎて、あなたくらいのモノじゃないと満足できない所だったのよ・・・。ああ、いいわー」

次の瞬間、メイドは妻の中へと放出していた。それも、かなりの量だった。








 ここは書斎、旦那がメイドを襲った場所だ。旦那は、最近平穏な毎日を送っていた。妻からの執拗なアプローチが一向にないからだ。

 妻は特殊な性癖というか、特別大きい性欲というか、そういったものが人の形をしているようなものだった。旦那はさすがに若い頃は、SMやラバーを使った放置プレイなんかを経験した。そして、普通のセックスもし、一人娘ができたが、それっきり妻からは離れた。

 旦那は、妻のエスカレートする性癖に危機を感じていた。旦那が相手をしなくなって以来、妻はホストクラブへと入り浸りつづけていた。幸い、金勘定だけはしっかりしてくれるため、借金だらけになるようなことにはなっていない。しかし、最近ホストクラブも物足りないとかいってきて、旦那に何かをさせよう・・・いや、旦那に何かをしようと企んでいるみたいだった。

「メイドのおかげか」

 これは、ここ最近の口癖になっている。

 旦那がメイドを襲った日、血を流して倒れるメイドを見て、旦那は救急車を呼ぼうとした。しかし、それを制して、妻は自分で治療をするといって実験室へとメイドを連れ込んでしまった。その次の日から別のメイドがきた。メイドとはいっても、数十年のベテランという感じで、旦那の食指は反応しないようだ。

「いったい、どうなってるんだ・・・」

さすがに殺されてはいまいか、切り刻まれてはいないかと不安になっているようだ。

「よし・・・」

旦那は、立ち上がると妻の実験室の方へと向かっていった。

 実験室は、家の地下室を改造して作られている。一般の客だと気づかない場所に入り口が設置してある。

「なんだこの声は・・・。あいつも中にいるのか?」

 地下室は、タイル張りのため足音を忍ばせやすい。旦那は、集中治療室と書いてある部屋の前にくるとわずかに開いた隙間から中を覗いた。

「な、なんだこれは」

 そこには、男と女が絡み合う姿が見られた。女は長年つれそった妻だった。男をつれこんだかと思ったようだが、違う事に気づいた。その顔と声はメイドのものだったのだ。腰から突き出る太いモノは人間のモノとは思えないほどの巨大さで、胸は小さい乳首がのっているだけの平らな物に変わっていた。

 旦那は、驚いた拍子にドアを動かしてしまう。するとその気配に気づいたのか、ドアの方にベッドの上の妻が顔を向ける。

「あら、あなたじゃない。きちゃったのね。どうみて、この娘。こんなにすごい体になっちゃったのよ」

「旦那様・・・」

メイドは男に見られるのが恥ずかしいのか、胸とその巨根を必死に隠そうと身をよじるが、それを妻が止める。その巨根の先を掴み、旦那の方へと突き出す。痛いのと握られた感触にメイドが喘ぎ声をあげる。

「まさか・・・こんな。いったいなんで」

「あーら、何でなんて言われるのは心外だわ。あなたたちに情事を見せつけられて、私がどれだけ傷ついたのかお分かり? 

 だから、二度と悪い事をできないようにこんな体にしてあげたの・・・。ほーら、すごいでしょう。馬並みなのよ。この娘」

 妻は、再びカリ首を掴み、舐め始める。口いっぱいに頬張って、ずずずっと吸っては、べろべろと舐める。その繰り返しに、メイドは耐えきれずになって、再び声を上げてしまう。

「みないでー。だめー。でちゃうの、でちゃう」

「出していいのよ。ほら、少し漏れてきた」

 旦那は、顔と声がそのままで、はげしくもだえるメイドに背徳的な美を感じ取ってしまったようだ。その股間には、激しく勃起した旦那のモノがズボンに浮き出ていた。

「あなたもこちらに来なさいよ。服を脱いで」

 旦那は逆らうこともできずに服を脱ぎつつ近づいてくる。メイドは、射精しそうなのか、喘ぎ声もつよくなってくる。

 そして、出そうになったところを妻が口を付けて吸い取ってしまう。

「あぁああーあぁー」

男根とともにびくんびくんと震えるメイドは、そのまま余韻に浸っているようだ。

「なんて・・・。なんて・・・」

旦那は、その姿に興奮を覚えたのか、倒れているメイドの胸を触り始める。

「や、いやっ」

メイドは拒もうとするが、力なく胸に手をもっていくだけだ。妻がまだ男根を舐め続けているため力が入らないようだ。口を離した妻はそんな夫をみて言った。

「あなた・・・そっちの気もあったの?」

「いや、おれは・・・」

 メイドの平らな胸においた手をさっとどけた。

「そう、じゃあ、やりなさいよ二人で。男同士がやるのは、許可するわよ。ちょっと興味あるし」

「え、だってな・・・」

 男根から手が離れたのをいいことに、メイドは股間を隠すように二人に対して反対側へと体を倒す。すると、ちょうど尻が旦那の方へ向く。ふるふると震えている男となったメイドの姿をみて旦那は思わず生唾を飲み込んだ。

「あらー、やっぱりやる気なんじゃない。素直じゃないわね」

メイドは、壁へと手をついていた。その股間には、再び大きくなった男根が揺れている。

「さあ、おやんなさいよ。こわれたらすぐに治してあげるから」

「そんな」

「あなたは黙ってなさい。元に戻りたくないの?」

メイドは、仕方ないと足を若干ひらいて尻を突き出した。旦那は、ますます元気になった自分のモノをお尻へとあてがった。

「はいらん・・・」

「じゃあ、こうすればいいじゃない」

妻はジェルの代わりに先ほどメイドが吐き出した物をその尻の穴へと塗り付けはじめた。尻の穴を広げながら、その中へとも塗り込みはじめた。

「う、うっ、やめてください」

身をよじりながら、メイドが泣き声をあげる。

「もうこれでいいかしら、いれてみなさいよ」

「ああ・・・」

旦那は、そのべたべたとしているメイドの肛門へと自分のちんこを入れはじめた。頭が入ったとおもったら、あとはそのままにゅるっと入っていく。メイドが短く悲鳴をあげる。

「おお、これは・・・なつかしい感触だ・・・」

妻とのセックスの中でやったことがあるらしい。

「うっうっ」

メイドは、旦那が突き上げるたびにぐぐもった声であえぐ。

「おー、おー。なんて締め付けだ」

旦那は、ずりゅずりゅと往復運動を繰り返していた。メイドは感じるのか、股間のものをピンと立てている。

「あーぁーぁ」

「出すぞ」

「あぁーん、や、やっ」

どくどくどくと二人同時に吐き出した。

「あらぁ。お尻でも感じるなんて、あなたは変態ね・・・。気に入ったわ」

妻は満足そうにメイドが吐き出した物をなめとっている。

「次は、逆にあなたが犯しなさい」

「え、私が旦那様を・・・?」

「おまえ、何を言って・・・」

 メイドの中へまだ入れたままの状態で旦那は聞き返す。

「あーら、言う事が聞けないって言うの?」

「だって、だってだよ。おまえ・・・こんなの入る訳が・・・」

 妻は不敵に笑った。掴んでいたメイドのモノを離すと、薬棚から薬を取り出した。どうやら塗り薬のようだが。

「これを使えば入るわよ」

 メイドは、旦那の尻を目の前にして躊躇していた。

「ほんとにやらなくちゃいけないんですか・・・」

当然とでもいうように、旦那の尻の穴に何かを塗り込み始める。旦那は、妻のにらみによってすくみ上がっている。

「さあ、この薬をつければ、拡張もなしにそれもはいるはずよ。まぁ、破けてもなおしてあげるから」

 旦那は、どうしても逆らえないようだ。当然メイドも逆らえない。

「旦那様、いきます・・・」

ぎゅっと押し付けるが、なかなか入らない。さらに押し付けると急にゆるんだ肛門がメイドのモノを飲み込み始める。

「うあ、あ、うああ」

旦那は痛いみたいで、叫び声をあげるが、妻がメイドの腰をがっちりと持ち、さらに挿入を手助けする。

「うぬぬぬぬ」

妻は、ぐっと歯を食いしばった旦那をよそ目に、メイドに向かって質問をする。

「この辺りで直腸も限界なんだけど、どんな感じかしら?」

「温かくて、とろとろした物とごつごつしたものが絡み付いてきます」

メイドは、赤い顔をしながら答える。今日何度目にもなる射精の波が襲ってこようとしているらしい。メイドのちんこは、どくんどくんと波打っている。

「ごつごつしたものは、うんちかしらね。あはは。さて、動いてあげて。この人にもそれなりの罰をあたえなくっちゃ」

「は、はい」

体に刺さった物を引き抜かれる感覚が、まるで内蔵でも掻きだすような感覚だったらしい、旦那は激しい咆哮とともに、脂汗を流す。

「まだまだよ、前後に動いて」

妻は唇を舐め、その光景に見とれている。

「あん、あ、ああん、だ、だします」

メイドは、旦那の尻を抱えたまま、体を震わせた。

「どう、あなた・・・。どうだった?」

「・・・」

 旦那は、壁に寄りかかったまま、何かを言うが、小さくて聞き取れない。

「何よ」

「もう一度やってくれと言ったんだ」

旦那は、そのまま尻を上げた。妻は、すこし呆然としたが、次の瞬間高笑いをあげた。









 次の日から、妻の教育・・・いや、調教が始まった。

「あなたには、ここで男としての振る舞いを手に入れてもらうわ。もちろん、私をたのしませるほうもね。

 まずは、あなたは男なんだから男の名前が必要ね。仁って名乗りなさい」

仁は執事服を着せられた。

「奥様・・・私名前なんて・・・」

「そうね・・・僕がいいわ。僕っていいなさい」

妻はメイドの言い分なんか聞こうともしない。それが、メイドが仁という人間になった瞬間だった。

「あなたには、そうね執事・・・いえ、ホストになってもらいましょうか。私の身の回りの世話をしてもらうわ」

 

 妻は、執事服姿の仁をかわいがった。妻なりのかわいがり方だったが。

 タバコもろくにつけられない。私の機嫌が取れないと文句をいい。私の言う事に反対しない。私には、なんでも笑顔で答えると要求は厳しかった。

「もう、あなた・・・ぜんぜん分かっていないわ。ほんとに女だったわけ。何が喜ばれるか、何をすれば好かれるか。全然わかってないじゃない」

 メイドは、いや、仁は、妻の機嫌を悪くしまいと耐えた。

昼間はホストの教育、夜は男娼としての日々。

そんなことが二週間と続いた。

「今日は晩に娘が寮から帰ってくるんですからね。それまでに、あの人と三人で先にあなたの教育をしてあげるわ。当分あなたと遊べないですからね」

「はい、奥様」

仁は、深く頭をさげると。地下室へと戻っていった。あそこが、仁の部屋であり、教育の場となっているのだ。

仁の教育という妻の快楽の時間は、夕方まで続いた。旦那もすっかり仁の男根の虜らしく、妻の前で何度も喘いだ。妻もそれを見て、自慰をはじめている。

仁は、この奇妙な生活の中で、なんとか元の体に戻れないかとそれだけを考えていた。

「何か音がしなかったか」

 夫の前で仁とつながっている妻に向かって旦那が言った。

「もしか・・・して、亜美が帰ってきたの・・かも。仁、終わり。やめなさい」

 遠慮なく突ける妻の膣を思わず味わってしまっていた仁は、妻の静止に反応するのが遅れてしまったようだ。ようやく気づいて、腰の振りを止める。

「すっかり男、頭の中まで下半身の事で一杯ね、あはは」

そう言い残すと服を着始める。

「あなたも服を着てでてらっしゃい」

 リビングには、寮から帰ってきた娘が座っていた。

「どう、高校は」

「んー、女子校だからってあつまってくる男達がうざいかも」

お嬢様学校なのか高級そうな制服を着ている。

「あら、そう・・・。変な虫には気をつけなさいよ。私に似てかわいいんだから」

確かに妻に似て、かなりの美人だ。

「亜美、おかえり」

「パパ、ただいま。私つかれたから部屋で休むわね」

 挨拶をすませるとさっさと部屋を出て行こうとする。その時、部屋に仁が入ってくる。

「あら、あなた・・・」

「仁は初めてよね。あなたが高校に入ってる間に雇ったのよ。執事みたいな事をやってもらってるわ」

「へーっ、あなたなかなかいけてるわね・・・。肌なんてすべすべ・・・」

 そういいながら、亜美は仁の顔をなでる。仁は、払う訳にも行かず、触られるままになっている。

「お嬢様・・・」

「声まで高くって女の子みたい」

亜美は、つつーっと仁の胸に指を滑らせていった。

「いえ、僕は・・・」

仁は無理に声を低くする。

「男なのね。男装みたいに見えたけどって、私、女子校にいすぎ? きゃはは。よろしくね、仁さん」

 そう言って亜美は部屋へと戻っていった。亜美がでていった後、妻はふーっと息を吐いた。

「亜美にはバレちゃダメよ。あなたも内緒にしておいてね」

「ああ、分かった・・・」

「はい、奥様・・・」

「今日は、病院の関係者と会食があります。仁は、家にいなさい。あなた、行くわよ」

そう言いながら妻は、部屋を出て行った。

 その晩、亜美が一人、食堂で夕食をとっていた。仁は、その給仕をしている。

「ねえ、仁さん・・・。あなたママに雇われてるんでしょ。ということは、ホストなんでしょ」

「え、僕は・・・」

「隠しても分かるわよ。そんな女顔だし、こんなに肌がきれいだし」

そう言って、亜美はコーヒーをついでいた仁の手を掴んだ。

「お嬢様・・・」

「私見たんだよ、さっき、お母さんがあなたにキスする所。どう、私とやってみない? ママよりいいはずよきっと」

そう言って、自分の胸元へと手を運ぼうとしている。仁はそれにわずかに抵抗する。

「お嬢様、やめてください・・・」

「あら、そんなに嫌がってないのね・・・。後で私の部屋にきて。拒否はできないからね」

母親にも似た強制力に仁はたじろぐ・・・。しかし、まだ母親のような力強さはない。

「わかりました。後で伺います」

 亜美の部屋のドアがノックされる。この時間帯には、メイドのおばさんは帰ってしまう。

「ちゃんと来たわね。さあ、私を気持ちよくさせなさい」

言っている事は、母親とよく似ている。

「あんたみたいなガキにもてあそばれるものですか・・・」

「何ぶつぶつ言ってるのよ。さっさとしなさいよ」

ドアの所に立つ仁に向かって、ソファーに座った亜美は誘うように足を組み替える。

「わかりましたお嬢様」

「さあ、こっちに座りなさいよ」

「はい」

仁はうながされるまま亜美の隣に座った。

「奥様によく似てらっしゃる。こういうところとか」

仁は亜美のあごに手をそえると唇を奪う。くっと濃厚なキスをする。亜美は、そのまま、とろんとした目つきになるが、気づいたように仁の胸に手をあてて引き離す。

「いきなりなにするのよ。あなたおかしいんじゃないの」

「私の事を頼りない男だと思われたようですね・・・。でも、こういう荒っぽいのもすきなんですよ」

そういうと、仁は亜美の口を奪ってしまう。そして胸へと手を伸ばす。自分の気持ちよかった所、そして、この娘の母親が感じる場所を攻め始める。

 亜美はその刺激に耐えられなくなったのか、仁の胸を押さえつけていた手の力が抜けていく。

 仁はさらに舌を絡ませていく。制服の中へと手をいれると、ブラジャーをめくり上げた。なま乳を掴むと、胸の突き出た部分を探り当て指でころころと転がした。その刺激にびくびくと反応する。そのまま、数分がすぎた。

 そして、仁が口を離した瞬間、亜美は仁の顔を見つめてきた。仁は、亜美の首筋に触れながら聞いた。

「どうだい、お嬢様」

「べ、べつにあんなの普通よ・・・」

亜美は顔を赤く染めてうつむいている。

「今日、今日はもういいわ。さがって」

「またいつでもお呼びを、気持ちよくさせてあげますよ」

仁の瞳が怪しく光った。








 それから数日、亜美が仁をこっそりと呼ぶ事が多くなった。逆に妻は亜美に気兼ねがあるのか、ホストクラブへと出かけている。その数日の間に、亜美の仁に対する態度が急速に変わっていった。

「仁・・・。お願い、私としてほしいの」

ソファに隣り合って座る仁に亜美は子供のようにもたれかかっている。下から見上げる顔は、子供ではなく女の顔だった。

「いやです。なぜあなたみたいな子供と」

仁は亜美と目を合わせる事もなく、無慈悲に断る。それを聞いた亜美は、さらに願いを述べる。

「そんな事言わないで、あなたが好きなの・・・。それとも私に逆らうっていうの」

 しびれをきらしたか、何度もつかって失敗したフレーズを使ってしまう。

「そう言う口を聞いたらどうするかって言ったはずですが」

「ごめんなさい、ごめんなさい。嘘うそなの。あなたに向かってそんな気持ちはもうないの。本当よ。許してください」

 亜美は胸の前で手を組み、仁に謝りはじめた。演技なのかどうかわからないくらいにその表情は真に迫っている。涙も溢れ出てきている。

「そうですか。仕方ありません。あまりに哀れなので、いつものはやって上げます。ただ、本番はなしです」

「ありがとう」

亜美は、仁の首へと絡み付いた。そして、次の瞬間には自ら服を脱ぎはじめ、全裸になってしまう。

「あなたはなんて淫乱なんだ」

それを冷めた目で見ながら仁がぽつりとつぶやく。

「そうです、わたしは淫乱なの・・・だから、早くおねがい」

その言葉に怒るどころか、頬を染めて体をくねらせる亜美。

「仕方ありません」

仁は、亜美の唇を吸い、さらに胸をまさぐる。その手は、この娘の母との情事によって培われたものだった。

「もう濡れてきた。あなたは奥様以上に淫乱だ・・・」

仁の辛辣な一言も亜美にとっては快楽の一因にしかならないらしい。さらに身もだえて、自分のどこが物足りないかを主張しはじめる。

「ママ、ママよりも気持ちよくさせて」

「わかりましたよ」

 仁は、一ヶ月前には自分に備わっていたものを舐めはじめた。その舌技は、妻に合格点を出されたほどになっていた。女を喜ばせる能力は確実に身についていた。

「私もこんな匂いだったのかしら・・・」

「あぁぁぁーん」

仁の意識がメイドへと戻ってつぶやいた一言が、亜美の喘ぎ声によってかき消される。

「ここまでだ、あなたはうるさい」

「いやぁ、やめないで。お願い。お願いします」

仁は、汚れた口を亜美のつけていたスカートで拭うとさっさと出て行ってしまった。亜美は、いけない不満が募ったのか、仁の出て行ったドアにむけてクッションを投げつける。

「こうなったら、あなたの事をママから奪ってあげるんだから・・・」

そう言って、亜美は自分の机から二つの瓶を取り出した。

 その晩、相変わらず妻はホストクラブへと行っていた。旦那は病院の部下とともに二泊三日のゴルフへと出かけている。

 仁は、自室・・・すなわち地下の部屋で眠っていた。精液の匂い、愛液の匂い、そんなものがほのかに混じり合ったのが、この部屋の匂いとなっている。最近、妻からの夜のしつけがないため、ゆっくりと眠れるようになった。しかし、今日はそうも行かないようだ。

「仁さん、起きて・・・」

その声は、眠っている仁の上から聞こえた。体が動かず、何かがのしかかっているようなそんな感じがする。

「え、お嬢様。何を」

「あなたがいけないのよ・・・。私のお願い聞いてくれないから。そこでね、私考えたの。あなたと既成事実を作ってしまえば、ママもあなたの事を私にくれるんじゃないかなって」

下半身をまたぐようにのしかかった亜美は得意げに自分の考えを披露する。その姿はやはり親子というべきだろうか。

「何を言ってるの・・・。あれ、体が・・・」

仁は、亜美という重しのない場所、腕を動かそうとしたが動かない。

「何をしたの・・・」

「ママの秘密の薬箱から、いい物持ってきたの。一つは、麻酔・・・。大丈夫よ、量はきちんと分かってるんだから。あなたのモノはちゃんと勃つはずよ。もう一つはね、言う事を聞かせる薬。これは、あまり使いたくないわ。薬が強すぎて、心が壊れちゃう可能性があるみたいだから。あなたの心がつぶれちゃったら、あなたじゃなくなっちゃうもの。それは、私の机の中にしまってあるわ。でも、あなたが、私を拒んだ時にはどうなるか分かってるわよね」

仁は、動かせていた首までいう事をきかないのをもどかしく思っていた。しかし、それで収まらず、だんだんと意識も遠のいていった。

「あらら、眠っちゃった・・・。ちょっと多かったかしら。ふふ、仁さんのモノで私のバージンを捨てるわね」

仁の反応していないモノは、まだ標準男性並だった。亜美は、それを自分の膣の中へ導こうと、腰を沈めた。

「い、いたっ・・・」

もともと指を何回も入れていた亜美のワレメは、バージンといえども、仁のモノをくわえこみはじめた。すでに自室でなんども自慰をしていたために、濡れそぼっていた女陰はにゅるにゅると仁のものをくわえこんでしまった。

「あぁぁぁ、仁さんと一緒になったのね」

痛みが消え去るまで、動けずにいたが次第に痛みも引いていった。すると痛みに隠れていた快感が、亜美の体を動かしはじめた。

「あん、あぁ、いいわ」

まだ、ぜんぜん固くない仁のモノを愛おしげに亜美はくわえこんでいる。

「あぁ、大きくなってきたわ・・・」

仁のモノが快感によって膨らみはじめた。それは、勃起していない状態でもきつかった亜美の膣壁をどんどん圧迫し始める。

「あぁあーん、何これ・・・体が体が犯されていく」

 既に動けなくなっていた亜美は、その股間で肥大化していく陰茎を手で抜こうともがく。しかし、その手を添える事がさらに仁への快感を与える原因になったようだ。意識はないはずの仁の体は、女をもとめるようにその股間をさらに膨らませていく。

「い、いたい、いたいぃぃ、仁やめ、やめてえー」

すでに泣き声になっている亜美は、自分の中できしみはじめた自分の体からの痛みで意識を失いかけていた。

 その時ドアが開く。そこにはよそ行きの服を着た妻が立っていた。

「亜美、なんてことしてるの」

「マ、ママいたいよ」

亜美はそう言った途端、自分のへその部分が仁のカリ首の形へと変形するのを見届けて、白目をむいてしまった。

 中にはいった仁の男根が、亜美を貫いたまま支えているようで、亜美が男根になったかのように仁の射精のどくどくどくというリズムとともに亜美は震えていた。

「大変だわ」

射精を終えて仁のものがしぼみかける。その途端、今まで蓋をされていた亜美のワレメから、生理を感じさせるほどの血が流れ出ていった。







 仁は目を覚ました。自分の股間が赤く濡れている。

「いけない、生理・・・」

言って気づく、いまの自分にはそんな器官は存在しないのだと。だとしたら、この大量の血は何なのか。仁は自分の記憶を探ってみる。すると、夢うつつの中で亜美が自分に麻酔を使ったとか・・・そして、自分のモノをくわえこんだような感触があった。

 もしかしたら、この血は自分が亜美の中を突き破ってしまった物かもしれない。浅はかな子供の行動に対する代償としては、高くついたようだ。血はほとんど乾いているため、かなりの時間がたっているようだ。

 仁は、拭くのは後回しにして、バスローブを纏うと手術室の方を覗いた。やはり娘の手術が行われているらしい。妻だけでなく、旦那も執刀していた。旦那の方は、妻の助手といったかんじだ。

「これで大丈夫よ・・・。一命も取り留めたし・・・、子供も生む事もできるわ」

 血まみれの両手を胸の前に掲げたまま妻はほっと息をついた。その額の汗を旦那が拭う。

「しかし、代わりの子宮なんてどこから調達してきたんだ。そんな物が出回っているなんて噂きいたことがないんだが」

「馬鹿ね・・・。仁のに決まってるじゃない。今回は亜美が仁に無理に交渉を迫ったのは明白よ。麻酔の瓶が転がってたし。

 でも、娘を壊した責任はあるわけだから、仁の子宮を亜美に差し出すなんて当然でしょ」

仁はその言葉を聞いて、思わず悲鳴をあげかけるが・・・、その口を自ら塞ぐ。

「じゃあ、仁は、元には戻れないじゃないのか」

「あなたは、お人好しね。戻すつもりなんて初めからないわよ。あなただって、あの巨根には未練があるんじゃないの?」

手袋を外し、手を洗いながら妻はそう答える。

「それは、確かに・・・」

旦那も腰をむずむずさせながら答える。仁は、くやしさで涙が流れているのにも気づかない。

「それにね。あそこまで改造しちゃった体を元に戻せると思う? 男性ホルモンがまわって股間だけじゃなく、体も男になってきてるんだから」

仁は、そのままそっとその扉を離れていった。思い浮かんだ物、それは、亜美が言っていた言う事をきくようになる薬だった。明かりもつけないまま、亜美の部屋へと急いだ。

 次の朝、仁は妻に起こされた。仁の股間にはまだ血がべっとりと残っていた。

「起きなさい。仁・・・」

妻は、冷たい目で仁の事を見おろしている。

「血、血っ・・・これは」

仁は、自分の股間にべっとりと赤黒くへばりついている血痕を見て驚く。

「どうやら、何も知らないようね・・・。亜美があなたを眠らせてる間に、あなたのモノをくわえこんだのよ」

納得しているような事を言うが、顔は全然納得していない。

「お嬢様は・・・」

仁はその顔色を伺うように訊いた。

「大丈夫よ、私の手術が上手くいったわ。でも、あなたは亜美を危険にさらしたわ。どこまで私を苦しめたら気が済むのかしら」

あまりの理不尽な言いようだが、仁は怒る事もなく、弁解をしようとする。

「亜美をここに移したわ。だから、あなたには元の部屋に戻ってもらうわ」

部屋の中に引いたカーテンを開くと、亜美が点滴や酸素マスクも痛々しく新しいベッドに寝かされているのが見えた。

「奥様・・・お話が」

亜美の方を向いていた瞬間に、仁は妻の背後に立っていた。その股間には、起立するモノがある。射精寸前のように震えている。

「何よ・・・」

その変な雰囲気に妻は、嫌な物を感じて一歩下がろうとする。そこに、仁は大きな注射器をその大きな乳房へと突き刺した。

「こわれちゃえ」

妻は注射器から送り込まれた液体によって徐々に意識を混濁させていった。

「さて・・・どうなるかしらね。ふふ、楽しみだ。ねえ、奥様」

 明らかに雰囲気の変わった仁は、その瞳に宿る暗い光をそのままに妻の服を脱がせはじめた。

 仁は妻の体をベッドへと持ち上げ、載せてしまうと。その体を突きはじめた。本来なら前戯もなしに入れると痛みを伴うものだが、薬によって正気を失った妻は、痛みを訴える事も快感に喘ぎ声をあげることもなかった。ただ、その口からはよだれを、目からは涙をながしながら、仁のモノをくわえこんでいく。

「あなたが、わるいのよ・・・。あなたが・・・。こんなものを私に付けて・・・。私だって、恋がしたかった、女の子でいたかった・・・、なのに何で、なんでよ。なんとか言いなさいよ」

仁は、その目から涙を流しながら、腰を降り続ける。

「奥様・・・、いや、もうお前はただの肉だ・・・。わたしの・・・いや、俺のこいつを冷ますための物」

 そう言って仁はさらに激しく妻の中をかき回しはじめた。仁は感情が高まってきたのか、雄叫びのような喘ぎ声をあげた。

「うぉおおー、おー」

その時、部屋のドアが開かれる。

「な、なんだいったい」

旦那がその光景をみて唖然としている。何しろ血まみれの仁が娘の隣で自分の妻とやっているのだ。

「何をやってるんだ。亜美の隣で」

「いいんですよ、旦那様・・・。もう。亜美は私の物だし、奥様はもう壊れちゃった」

旦那は妻の焦点の合っていない瞳を見てそのことを理解したらしい。

「奥様は、自分のお薬でもう戻って来れないところに行ってしまわれました」

「なんてことを・・・」

旦那は手の汗を必死に拭っている。

「なんてこと? それはこっちの台詞よ。私に何をしたのかよくわかってるでしょ。馬鹿じゃないの」

旦那は、仁のいや、メイドの気迫に飲まれて何も言えなくなっている。

「旦那様、もう、女には戻らない・・・。そう決めたらいい事を思いついたんですよ・・・」

「な、なんだ・・・それは」

旦那は辛うじて返事を返す。

「私はこの家に婿養子に入るの。幸い、亜美は私の事を死ぬほどに愛しているわ。そう、実際に死にかけるほどにね」

「ばかな・・・」

「ばか? そうは思わないわ。あなたは、奥様のことを疎ましく思っていた。それが、表舞台から降りてくれるのよ? そして、あなたは私のこれの虜」

仁は、自分の馬並みもある男根を握りしめ、旦那に向かって腰を突き出した。旦那は、それを見て喉を鳴らしてしまう。

 それから3週間後・・・。亜美が目を覚ました。そこには旦那と仁が立っている。

「私・・・」

仁が亜美の手を握りながら、にこりと微笑む。

「君の望がかなったよ。俺は君の物になった。いや、君は俺の物になった」

「仁・・・」

「亜美・・・。仁には、うちに養子として入ってもらう事にした。もしお前がよければ、婿にとってもいいとおもっている・・・」

「素敵だわ・・・。でも、ママはなんていってるの?」

亜美は急に不安になったのか、周りを見回す。しかし、母いない。

「気をしっかりもってきくんだよ。

君の手術が成功するとともに心労のせいでね。心を病んでしまったんだよ・・・。

大丈夫さ、いつか治る。いっしょになおそうじゃないか」

 自分の手術のせいと聞かされ、亜美は仁の胸の中で泣きじゃくった。

「ごめんなさい、わたしがわたしが・・・」

背中をさする仁の胸に顔を埋めて、ここにいない母へと謝罪する。

「君が好きだ。結婚してほしい」

「仁さん、ほんと? でも、あなたのが大きすぎて私は・・・」

仁は、さわやかな笑顔を返す。亜美の肩をつかみ、その目を見つめる。

「これから開発していけばいいのさ。俺のこれを入れても大丈夫なようにね。そして、俺の子供を産んでほしい。俺のね・・・」









3年後、赤ん坊をつれた親子が病院の院長室を尋ねてきた。

「パパー、来たわよー」

「遅くなりました、お父さん」

赤ん坊を抱いた亜美と仁が院長室の外にいた。

「よくきたね。さっそく幹部に披露目と行こうか。我が家のお姫様のな。

 先に行っててくれるか、私もすぐ行くから」

旦那は、机の資料を片付けている。

「ええ、わかったわ」

亜美は部屋の前から歩き去ってく。残った仁は、扉を閉め中に入ってくる。そして、院長の前に立った。

「孫か・・・、変なもんだな」

院長は、ちょっとした世間話のつもりで話す。

「孫じゃありませんよ、旦那様」

そう言って、仁は自分の股間をなで上げる。

 院長は、手を止めて仁を見る。仁は、まるでホストのような黒服に白いシャツをはだけた姿でいる。昔のおとなしい面影はまるでない。それもそのはず、潤沢な資金を使うことでホストクラブを経営するまでになっているのだ。その股間のモノで、経営者である上、ナンバーワンであったりする。

「なんだって?」

旦那は仁の薄ら笑いに向かって尋ねた。

「奥様が俺を教育するときにおっしゃっていましたよ。この股間についている精巣は、あなたの物をコピーしたものだとね。私の子宮とあなたの精液からできた子種が、亜美の体から出てきた。つまり、真美子は、あなたと私の子供っていうわけですよ・・・」

「俺の子・・・」

旦那は、背徳的な感情に机の下に隠れているイチモツを大きくしてしまうのだった。

「私の名前を与えた私の娘が、この家を継ぐんですよ・・・」


 



あとがき
この作品は、あむぁいさん方とチャットで話しているときに、調教メイドものの話が出てきたので、そのエッセンスを織り交ぜてお話に仕上げて見ました。初の手術系です。不可逆っていうのはなかなかダークな面がありますが、最後少しだけ救いを与えたあたり、まだまだダークサイドに落ちていけない自分がいます。もっとがんばらねば・・・。
 

石山