今日は人体模型


2007.03.15
作:石山



 

 私は美奈。祈願成就下請連合の一人で、人々の願いを叶えるのをお仕事にしています。といっても、高校生だから平日は学校に来てます。学校にも願いを叶えてほしい人はたくさんいます。でも、きっと早く帰りたいとか宿題がなくなってほしいとかなんでしょうね。  
 
 本当に困っている人を捜すのってなかなか大変です。そう言えば言ってなかったでしょうか。願い事を叶えると自分のために能力を使う事ができるんですよ。といってもいつ使うかは選べないんですけど。それで私、この前なんて、わんちゃんになって・・・。いえ、やめておきます。あまり言いたくないし・・・。

 

 お昼ご飯も済んだので、ちょっと中庭へ散歩に出ようかと思います。この学校の中庭には、大きな木があるんですよ。ちょっと寒いけど、閉め切った冬には、時々外の冷たい空気を吸いにでないとなんだか心地悪いです。

「あれ・・・。よーちゃんだ」

 中庭からは、主に教室のある本館と、理科室や家庭科室のある北館の廊下側が見えます。その北館の理科室の前によーちゃんがいるんです。どうしたんでしょう。何か様子が変です。困っている人発見かな。

「よーちゃん、どうしたの?」
「美奈ちゃん、えと、あのね・・・」

 よーちゃんは、泣きそうな顔で私に打ち明けてくれました。次の授業でつかう模型を探しに来たんですが、中に入って探しているうちに壊してしまったそうなんです。

「次の授業なの、もう10分しかないの」

 すんすんと鼻をすすり始めます。

「そうだ。私がなんとかしてあげるからちょっとまってて」
「美奈ちゃん?」

 そうです、こういう時こそ私の出番なんです。ここで手先の器用な修理屋さんに変身してちょちょいのちょいと修理しちゃえばいいんです。私は、よーちゃんを置いて中に入ると唱えました。

「そなたの願い叶えて信ぜよう」

 私のペンダントから柔らかい光が飛び出してきます。私は、勢い込んで腕まくりをしようとしました。あれ? 腕が動かない・・・。いえ、動かないのは腕だけじゃありません。体全体が動かないのです・・・。

 私息してない・・・?

 私が事態を飲み込む前に、理科室のドアが開きました。

「美奈ちゃん?」

 よーちゃんです。何に変身したかは知らないけど・・・ろくなことにはならなさそうでした。

「うあー、人体模型がなおってる」

 人体模型・・・それが今の私だそうです。よーちゃんがいては元に戻る事もできません。

「美奈ちゃん・・・あれ?すごいもう直したの。美奈ちゃんありがとう。またあとでね」

 よーちゃんは、いろいろな物が乱雑においてある理科室のどこかにいると思う私に向かってお礼を言います。私ならここにいるのに・・・。

「うんしょ・・・。重いー。こんな事なら小林君にも来てもらうんだったわ・・・」

 よーちゃんに抱えられて私は廊下を進みます。途中、鏡が見えたんですが、私本当に人体模型になっているようです・・・。そうよ、授業が終わるまでの辛抱だし・・・。あぁ、私授業欠席しちゃうことになるよ。やっぱり願いを叶えるのは放課後にしようとこのとき思いました。でも、途中で投げ出す訳にはいきません。

「先生、もってきましたー」

 よーちゃんは、教室の扉をあけると中にいる先生に伝えます。

「ご苦労だったな。なんだお前一人でいったのか。おもかっただろ。男子だれか運びこみな」

 理科の授業かと思ったんですが、違いました。理科の先生は全員男の先生です。今教壇にたっているのは、25、6才の若い女の先生、保健の先生です。口調は男っぽいですけど、ファンクラブがあるくらいきれいな先生なんです。

 保健ということは、まさか・・・この授業って・・・。

 私は、前の席にいた男子によって運び込まれます。そこもっちゃだめ・・・。彼は私の股間を掴んでいます。

「よーし、今日は、性教育だ。いいか。そこ、喋らない」

 びしっとチョークをもった手を向けて、歓声をあげた男子を叱ります。先生かっこいいです・・・。う・・・、わたしは今の自分の状況がよくわかりました。窓にうっすらと自分の姿が映っています。 

 人体模型といわれるものなのですが、変わった姿をしています。胸にはおっぱいがあるんですが、その男の人の物もついているんです。これってどういうことなんでしょうか。おまけに頭は半分中身がみえています・・・。おなかも小腸、大腸がさらされています。

「性教育といって浮ついたりするな。これは大人になるためのちゃんとした勉強だ。今日は特に人体模型をつかって、ちゃんと教えてやる。しかし、もし途中でセクハラ目的で質問がする奴がいたら、人体模型の代わりになってもらうからそのつもりで」

 男子の顔が引きつるのが分かります。この学校は進学校だけあって、授業中にむやみに騒ぐような生徒はいません。でも、若い女の先生がする性教育授業なんていったら、浮ついちゃうのもなんだか納得してしまいます。

 先生は続けます。

「今日は、男と女の体の違いを教える。テストにもだすから、しっかりと覚えるように。いいな、これは受験のためじゃない。立派な大人になるための勉強だ。
 よし、はじめる。テキスト23ページを開いて」

 先生は、白衣をふぁさっと翻すと、黒板に「性器の発達」と書きました。

「ようし、この人体模型は、両性型である。つまり、一つで両方の性器をもっている」

そう言って、私の方に先生が近づいてきます。え、な、なにを・・・。先生は、私の股間をいじり始めます。

「おまけに精巧につくられていて、内蔵なんかも取り外す事ができる。さて、これが男性器だ。この先の部分にある穴が尿道になる。ちょっと待ってろ・・・」

 ぐぐぐっと、先生は私のおチンチンに力を込めました。私の股間からおチンチンが外されました・・・。外したおチンチンにさらに力を加えます。

カパっという音とともに、おチンチンが半分に別れます。

「これが精巣だ。分かるか」

 そう言われて、つい目が合った男子は、おチンチンを両手でつかんでいる先生から目をそらします。すごく真っ赤です。

「恥ずかしがるんじゃない。これは、勉強だ」
「今からまわすから、しっかり観察するように。まわしている間にテキストの説明をする」

 そこから、テキストをつかって、各部位の説明が始まりました。先生は半分に別れた私のおチンチンを教室の両側の生徒に渡しました。

 そ、そんなにじろじろ見ないで・・・。私は、内蔵をさらしたまま・・・身動きできずにいます。あ、あの女子・・・そんな精巣さわったって。え、何これ・・・何か変な気分です。人形なのに・・・人形なのにおチンチンが触られて行く感触があります。

 ざわっと私の尿道をなでて行きます。でも、反応する物がありません・・・。変な気分です。

「次は、女性器について説明する。さっきも言ったように。この人体模型には、別のパーツで女性器と子宮がついている」

 先生はそういうと、私の下腹部に手をつっこんで、ぐっと力をこめました。私の下腹部から白い固まりが出されます。この形は子宮・・・なのかな。
 なんだか知らないけど、くすぐったい感じがしてきます。

「これが子宮だ。これもまわすから、しっかり観察するように。このサイズのものから、お前たち、もちろん、私もだが、生まれてきたんだぞ。生命の神秘を感じるがいい」

 先生は、まったく赤面することもなく言って退けます。先生は、きっと大物なんです。

 私だったら、こんなの・・・こんなの、きゃうん・・・。

 やっぱり触られた感じが伝わってきます。人形に神経なんてあるはずないのに・・・。これって何かの力なんでしょうか。
 そう言えば、私って人形なのにちゃんと見えています。確かに、人形なら考える事もみることもできないはずです。それなら、私は今どういう状況なんでしょう。魂の状態?

「あっ」

 きゃっ。ずんと私のおちんちんが痛みました。

「何をやっとるか、落とすんじゃない。高いんだからな」
「すみませんっ」

 なんて事をすんのよ!

 私の大事なおチンチンが落とされてしまったようです。まったく気をつけてよね。

 先生の授業は続きます。

「子宮の部位についての説明はこれで以上だ。次に外性器の説明だ」

 ざわざわとしました。男子なんて半分くらいが顔を赤くしています。女子も半分くらいです。その時,体の奥がごそごそっと触られた感触があります.

 一人の男子生徒が興味深そうに子宮を観察してます.し,子宮を振ってもなにもでてきません! 

 先ほど取り外した私のおまんこを先頭の席の生徒へと渡しました。

「いいか、重要な事だよくきけ。セックスは決していやらしいものじゃない。生殖行動は、我々の未来をつなげるための重要な活動だ。
 しかし、生半可な興味でするもんじゃない。分かったか。そのための知識をつけるのも大事な準備だ。分かったら次に書く図を写すんだ」

 先生男前すぎます。黒板には、すばやく女性器の構造が書かれて行きました。

「次は、乳房だ。これをっと」

 先生は、私の胸元に手をかけるとぐいっと開きました。小さな乳房のついた胸が完全に分離しています。

「これが乳房だ。そして、これが乳腺。そこ、模型がまわってきたなら教卓まで持ってきてくれ」

 あぁ、もう体の中身全部みられてる・・・。見られるって・・・きもちいいかも。誰かが私のおちんちんを凝視して、手でさわって・・・。

「というわけで、本日の授業は終了だ。おい、小林、これを保健室へ運んでくれ」

 え、理科室じゃないの? 先生は、そう言って手際よく私のものを元の場所へとはめ込んで行きます。私は、今度は違う男子に運ばれて保健室へと連れて行かれました。先生がいたら・・・元にもどれないじゃないの。

 先生は、保健室にもどるとカーテンを閉めます。今日の授業はもう終わりなのかな・・・。先生は、鍵まで絞めてしまいました。

「はぁーん、もう、性教育なんて、なんて・・・」

 どうしたのかな・・・。先生が服を脱ぎ始めました。

「なんて、いやらしいんでしょう。あの赤くなる高校生たちの反応・・・。もぞもぞと動かす足。
 きっと固くなってるんだわ。ふふ、私が女性器の絵を描いてるときなんて、視線がいつも以上に熱かったわ。
 きっと今晩おかずにされちゃうのね、あたし。
あーん、もう興奮しちゃうわ」

 確かにこの保健室は校舎のはずれにありますけど、先生ちょっと声が大きいですよ。私は、穴があったら入りたいようなそんな感覚を覚えながら、そのまま身動きもできずに立ちっぱなしです。先生ってこんな人ばかりなのかしら、前の中学教師といい・・・。

「ふふ・・・。もう・・・我慢できなくなっちゃったのよね・・・」

 いつの間にか下着になっている先生・・・。黒い下着です。とってもいやらしいです。
 ブラジャーをはずして、パンティも脱いでいきます。小さいけど形のいい胸と薄い下の毛が見えました。脱いだパンティからつつっとしずくが垂れています・・・。

「あなたの形とっても・・・すてき。ちょっと借りるわね・・・」

 そして、わたしのおちんちんが外されました。先生は、ハンカチを取り出してそれを拭うと、舐め始めました。

 え、え・・・。いつもと違う何か変な感覚が伝わってきます。
 外からは体育でしょうか、歓声が聞こえてきます。それ以外の音っていったら、先生からきこえるちゅぱちゅぱという、私のものをねぶる音だけでした・・・。

「これくらいかな・・・」

 先生は、ベッドに座ると私から取ったおちんちんを自分の股間へと運びました。
 そして、その・・・クリトリスをこすり続けます。私の股間がくすぐったいような、もぞもぞと何かが動くような感覚がつづきます。これは、幻想? それとも、ほんとに感じてるの?
 彼女が私のおちんちんを中へと入れました。

「あぁん、いいわ。とってもいいわ」

 ずりゅっずずず・・・。ずりゅっずずずと私のおちんちんをゆっくりと出し入れしています。あぁあぁ・・・、嘘じゃないわ、やっぱりなにか感じる。先生が、先生が絡み付いてくるの・・・。ああん・・・。

「いいわ、いいわ」

 私も感じちゃうー。私のおちんちんが先生を激しく突いてるの。おちんちんは体から離れているのに、私へと快感が流れてきます。

「あぁあぁあぁ・・・」

 先生は、ビクンと震えて倒れてしまいました。私は盛り上がった気持ちが行き場もなく・・・何も出せない苦しみに震えていました・・・。


 あの後、先生が帰った後私は変身を解除しました・・・。出せない、出したい。女の体なのにそう思っていました。あぁ・・・もう、いらつく・・・。



あとがき
今回はTSにかすっているだけで、ほとんどTFです(笑) 物になってあれやこれやとされてしまう美奈はとっても可哀そうで、もっとやれやれ〜とか思ってしまいます。いつか言い目にあわせてあげたいですね。

石山