今日はお相撲さん
2007.03.12
作:石山
私は美奈。実はね、最近変な団体に入っちゃったんです。ええと、祈願成就下請連合っていうんですけど、知ってます?まだ高校生なのにみんなの願いを叶える仕事をするそうです。お母さんがいままでやってたんだけど、最近具合が良くないとかで私に変わってほしいんだって。実はお兄ちゃんも前からやってるそうなんだけど・・・。
「そろそろ美奈ちゃんも大人よね」
そう言われました。確かに結婚できる歳だけど・・・。でも、聞いてみると魔法のペンダントらしいものを使って変身しちゃったりするんだそうです。これって、すごくないですか?お姫様になって人助けしちゃったりとか、えへへ。
お母さんは、人の願いを叶えるのは大事なお仕事だって言ってたのでちゃんとやってみようと思います。とは言っても今は学校の授業中なので何をするってことはないんですけどね。でもちょっと気になっている事があるの。ここ最近、友達の由香ちゃんの元気がありません。その上、あまり話そうとしてくれないので困った物です。このペンダントを試す時がきたのかな・・・。
放課後、由香ちゃんに最後に一度だけ尋ねてみました。
「由香ちゃん、何か困った事があるんでしょ?いっつも溜め息ついてるもん」
「うんん、大丈夫。なんにもないよ。ね、元気だよ」
そういって、力こぶをつくるまねをして、にこっと微笑んできました。由香ちゃんかわいいから、まさかストーカーとか・・・。私は、由香ちゃんの後をつけることにします。変な奴がでてきたら、私のこのペンダントで、そうね・・・婦警さんとかになっちゃったりして。あはは・・・。あれはっ。
気づかないうちに由香ちゃんが、かなり大柄な男と話してます。何を話してるか聞こえないんですけど、なんだか口論しているような・・・。由香ちゃんが何かを必死に訴えかけているような感じがします。ストーカー?
由香ちゃんともみ合いになりました。そして、由香ちゃんが突き飛ばされます。
「あー、見てなさいよ」
そなたの願い叶えて信ぜようだっけ。と考えるが早いか、私のペンダントが光りだしました。よーし、いっくぞー。私は、軽やかなステップというにはちょっと重い感じがするけど・・・駆け足で由香ちゃんの元へと急ぎました。
「あなた、女の子になんてことするの」
「はん?なんだよ、関係ねーよっ」
背が高いと思っていた男は私と同じくらいの目線でした。婦警さん効果なのか、捨て台詞を残して立ち去って行きます。
「あなた、もう大丈夫よ」
由香ちゃんにそっと手を差し伸べようと・・・。あれ・・・差し伸べた手がなぜか毛深いです。おまけに大きいの。掴んだ由香ちゃんの手が指先で掴めてしまいました。
「あの、すみません。突然なんですが、相撲に出てくれませんかっ」
「はいい?」
自分の体がどうなったのか気になって慌てる私の手を由香ちゃんが両手で握り返してきます。相撲って女の子の私には・・・って、あれ。私は大きく突き出たおなかをしてます。それに、すくなくとも無地のトレーナーを着ているところをみると婦警さんじゃないみたいです。妊婦さん・・?胸・・・なんかあるけどなんか違うような・・・。もっと全体的に大きい・・・。もしや・・・ごそごそと股間へと手を伸ばしてみました。直接見えないがそこには何かありました。さらに何かが触られた感触までします。ぐにゅぐにゅぐにゅ・・・う。
「あ、あの・・・どうかされましたか・・・」
由香ちゃんが私の股間の方をみて真っ赤になっています。
「いや、なんでもないのよ」
よく考えてみれば、声もすっごく変。こもったような低音です。これは、やっぱり男なの。男になるなんて聞いてないよ、お母さん。惚けてる私の前に立ち上がった由香ちゃんが迫ってきました。
「私いま相撲を取ってくださる方をさがしてるんです。明日の神事で相撲を取ってくださる方が必要なんですが・・・約束してた方がけがをされてしまって・・・」
そういうことかぁ。由香ちゃん、そうならそうと言ってくれたらいいのに。うちにはフリーターなお兄ちゃんがいるからやってくれるはず・・・。
「あなたならきっと勝てます。だめ・・・ですか?」
両手をつかまれ、うるるとした目を向けて懇願してくる由香ちゃん。どきどきどき・・・。そうよ、願いは叶えてあげなくちゃいけないんだよね。
「わかった。やります」
口調が難しいな、ええと俺って言うのかな僕っていうのかな、もしかしてワシとか?げげげー。
「ありがとうございます!」
由香ちゃんの何倍もある私の胴回りに手を回して抱きついてきます。由香ちゃんの胸がわたしのおなかの上でぺちゃっとつぶれています。その感触に思わず顔が赤くなってきました。由香ちゃんたら大胆。
「わ、私ったらごめんなさい。あの私の家こちらなんです。今日は泊まりになりますがいいですか?ご予定があるなら早朝からでもいいんですけど」
ちょうど週末だしいいかな。あとでお母さんに電話しておけばいいよね。女友達の家だもん。
「いいです」
私はふつうに歩いているつもりなのに、由香ちゃんには早いようでした。
「どちらの相撲部屋の方なんですか?」
「へ?」
そういえば、今着てるのって浴衣じゃないけど・・・頭がなんだか締め付けられると思ったら髷結ってるじゃん!ええとええと・・・。
「下請部屋のみな・・・南山といいます」
まんまじゃないのー。自分のアドリブ力のなさにちょっと幻滅していると由香がさらに盛り上がる。
「あなたなら絶対勝てます。私が見込んだ人だもん」
どういう理屈か分からないけど、私相当期待されちゃってるみたい・・・。しかし、由香の家が神社っていうのは知ってたけど、お相撲の話なんて聞いた事ないよ。なんで隠してたんだろう。高校になら相撲部だってあるのに。
客間に通された私は何をすればいいのか聞いてみました。
「ねぇ、神事ってどんなことをするんだい」
ちょっと男の人っぽくいってみました。どうかな、変じゃない?
「まずは、明日の朝5時に体を清めていただいて・・・、外に設置してある土俵で帝江洲神社からの力士の方と相撲を取っていただきます。その後は・・・あの後で説明しますね。私、父を呼んできます」
「よろしいですかな」
神主をしている由香ちゃんのお父さんが袴姿で客間へと入ってきます。由香ちゃんのお父さんたら、今の私とそう変わらないくらい巨漢だった。なんでこのお父さんから、こんな細い娘ができるんだろう・・・。不思議だわ。
「明日は、どうか。相撲よろしくお願いします。神事とはなっていますが、あちらの神社とは300年もの間欠かさず行っている勝負、あちらは本気でくると思います。本職の力士の方なら問題ないとは思いますが、くれぐれも怪我などなさらないでください」
本職じゃないし・・・そうだ、こういう時こそ疑似精神発動ね。
「俺に任せておけば問題ない。大船に乗った気でいてください」
お茶を運んできた由香ちゃんがお父さんの隣に座りました。
「くれぐれもよろしくお願いします。娘の事も・・・」
「任せておいてくれ。俺は負けない」
娘の事って何なのかな。しかし、私、俺とかいっちゃってる。あはは、へんなの。
その晩はごちそうでした。由香ちゃんのお母さんは早くになくなったそうで、由香ちゃんが料理を作ってくれました。
「どうぞいっぱい食べてくださいね」
オートは止めちゃったけど、今なら食べられそうです。ちゃんこ鍋ですね。これって、今食べても元の体は太ったりしないんだよね。じゃあ、お言葉に甘えていっぱい食べちゃおうかな・・・。
「いっただきまーす」
「うふふ。はーい」
おいしい・・・。なんておいしいんだろう。家族とかで使うような大きな鍋なのに、もう既に半分くらいなくなってしまってます。ごはんもなくなったとみると由香ちゃんがよそってくれる。
「由香ちゃん、おいしいよ」
がつがつがつと、家でこんな姿見せたらお母さんから、お行儀悪いわよーとか言われちゃうのに。由香ちゃんは私の食べっぷりを嬉しそうに見ていた。
「由香ちゃんは食べないの?」
「私は今夜は食べちゃ行けないの・・・。これも神事の決まりなの」
「あらら、まずかったかな。こんな食べてる姿みせちゃって」
「んーん、大丈夫。いっぱい食べて明日に備えてくださいね」
言われるようにお鍋の具材は、お肉や魚介類がふんだんに入っており、とても元気がつきそうな物でした。そして、私は結局おひつのごはんも食べきって、お鍋の具材も全部たべてしまいました。どれだけ入るの私のおなか・・・。
客間にあった鍋とかは由香ちゃんが片付けてくれて、いまは布団がしいてあります。
「お風呂も用意してありますのでつかってくださいね」
「い、いやお風呂はやめておくよー。お腹いっぱいでもう動けない・・・」
私は、布団を何枚かつなげた中に潜り込みます。明日は朝5時だっけ、早いな・・・。でも、お母さんに電話したら、すぐに私だって分かったんだよ。拍子抜けしている私に「がんばってねー」だって。驚かないのかしら、相撲取りよ、相撲取り。
「まあいいわ・・・」
その日は、さっさと眠ってしまいました。
「起きてください、清めの儀式をします」
ふあ・・・。清め・・・あ、そうか。
むにゃむにゃと起きだす。
う・・・なにこれ・・・。股間のおちんちんがぴーんと立ってるんだけど・・・。あれよね、エッチなことを考えると立っちゃう訳で・・・。私ってばいやらしい夢とか見てたのかしら。
「どうかされましたか?」
「い、いや。なんでもなーい、なんでもない。おはよう由香ちゃん」
「はい、おはようございます」
見ると由香ちゃんは、白い装束を着てます。浴衣?なんだか薄い生地ね・・・。
「おはようございます!」
ぬっと、巨漢が現れました。って、ああ、由香ちゃんのお父さんか。朝から脅かさないでよ。
「よく眠れましたかな」
「ええ、よく眠れました」
由香ちゃんとおじさんは、結構結構と中庭へと向かいます。私もそれに続きます。う、ヤバい・・・おちんちんが収まらないよ。私は前屈みになりながら由香ちゃんの後を歩きました。
中庭は、外から入れない所みたいで廊下に囲まれていました。屋根はなく、まだ暗い空が見えています。中央には井戸があり、ストーブみたいなのがおいてありました。
「もしかして、ここで水浴びとか・・・?」
「そうですが、何か」
そうですが何かっておじさん・・・。今、冬じゃないのよ。
「あの、大丈夫ですよ。ここのお水そんなに冷たくないし・・・。私も一緒に浴びるから」
「え、そうなの?」
「そうです。由香には今日は巫女としての役割を果たしてもらわねばなりませんからな」
おじさんは、井戸から水を汲んでタライへと貯めていきます。手動なんだ・・・。でも、おじさんパワフルよねー。あっという間にタライがいっぱいになっちゃいました。
「さあ、由香。お前から手本を示さんとな」
「はい・・・」
庭にしいてある大きな石の上に正座をした由香ちゃんは、浴衣はそのままにうつむきます。その上からおじさんが桶を使って水をかけると・・・。ストーブの淡い明かりと廊下から漏れてくる光に照らされて、ひったりと張り付いた浴衣が由香ちゃんの体の線を浮かび上がります。
あれ・・・、あれってノーブラじゃない。というか、浴衣の下裸なの?由香ちゃんって、おとなしい子だとおもってたけど大胆だったんだ・・・。
「あの、あまり見ないで、くださ・・・」
私の方を気にして、頬を赤くして言う由香ちゃん。あぁ、そっか今私男だったんだ。それもおじさんと相撲とれそうなくらいの。
そう意識するとなんだか、下半身がもやもやとしてきました。由香ちゃんのそこだけ色が違う胸の先や、肌色がはっきり分かる背中・・・、腰からお尻にかけてながれるしずく・・・。
やばいやばい・・・。何ドキドキしてんのよ。でも、でも、これって可愛すぎる由香ちゃんのせいよ。
「由香、終わりだ」
「次、南山さん。さぁ、こちらへ」
こちらへって。寒そうだなぁ・・・。しかたないから、岩の上へと立ちました。
「お召し物が濡れると行けません、全部脱いでしまってください」
脱ぐ・・・えー。
「あの、浴衣とかは・・・」
「何をおっしゃいます。男ならここはふんどし一丁、いや、裸でもかまわんでしょう。幸いここは、私と由香しかいませんしな」
どんな神経してるんだろうこのおじさん。娘に男の裸を見せようなんて・・・。
「由香、お手伝いしなさい」
「はい」
由香ちゃんは、その透けた浴衣のまま私の服を脱がしにかかります。上着はいいんです。でも、上半身が脱がされると・・・。ちょっと、裸裸・・・。いやーん。
「どうかされましたか。どこか痛い所でも・・・」
私が大きな手で胸を抑えているものだから、由香ちゃんが近寄ってきます。
「な、なんでもありません」
も、もうダメ、オートに任せるわ。疑似精神発動。
そのとたん、身を縮めていた私は、どんと体をのばしました。由香ちゃんの手が、私の下のものへとかかります。由香ちゃんがかがむと、浴衣の間から白い胸とその先っぽが見えてしまいました。空気にさらされた股間へと痛いくらい血液が行くのが分かります。もう、どうしたらいいの。
「きゃっ」
由香ちゃんが、回れ右をして部屋へと戻ってしまいました。
「おー、立派な物をお持ちだ。これなら不足はありませんな」
おじさんに、そそり立ったおちんちん見られてる・・・。もうお嫁に行けないかもしれない。
「いやいや。しかし、女子高生の由香ちゃんには少々刺激がつよすぎたようですね。はっはっは」
なんてこといってるのよ、オートったら。私の赤面している心なんておかまいなしに仁王立ちをしてます。おじさんは、そんな私にざばっと洗車でもするように水をかけてきました。つ、冷たい・・・。
「さぁ、朝食をとったら、式まで休憩してください。始まる直前に廻しを締めますので・・・」
廻しをしめる・・・女の子の私が?ひぇー、大変じゃないの。でも、由香ちゃんの願いを叶えてあげるっていったんだもん。がんばらなくちゃ。
由香ちゃんのためにもがんばると決心した私の心は早くも折れそうです。再び由香ちゃんの前でフルチンになって、廻しが締められていきます。
由香ちゃん、そんなちらちら見ないで・・・。おじさん、そんな堂々とみないで・・・。オートのおかげで顔には出ていないが、なんとも言えない恥ずかしいような、快感のような・・・。だめ、だめよ私。このままじゃ変態になっちゃう。
廻しを締め終えた私は、本番の試合に向けて体を慣らし始めます。すごい、この体柔らかい。既にオートが体を動かしてくれているので傍観している私だけど、体を動かしているうちに気分も高揚してきました。
「さぁ、儀式をはじめます」
何を言ってるのかよくわからない口上を聞いた後、私は本殿から出て行った。ええええー。何この人数。老若男女あわせて100人くらいいるじゃない。おまけにテレビまで・・・。わ、私の裸がながれるのね。いや、私のじゃないんだ、そうこれは私じゃない。そう心には言い聞かせるんだけど、裏腹に体の方はぜんぜん構う事なく、土俵へと颯爽とあがっていきます。相手の力士は、今の私と同じくらいの体格をもった外国人でした。そんなに人手不足な訳・・・?
勝負は、始まって数十秒続いた均衡の後で決まりました。私が左手でとった廻しを軸にして、足を外からかけて倒してやりました。
「帝侍神社、南山」
境内から歓声があがります。私の勝ちです。土俵、本殿、観客へと礼をして下がります。これで願い完了ってわけね。恥ずかしかったけど、初仕事にしてはよかったよね。あれ?
願い完了時にオートって自動できれるんじゃなかったのかな。私は、おじさんに促されるままに本殿へと入りました。オートは、それに従うようだけど・・・。中には衝立てがおいてあり、衝立ての向こうには巫女姿の由香ちゃんが座っていました。なんだか顔が上気しているんですけど。試合に興奮したのかな。
「お待ちしておりました、まわしをお外しいたします」
ここで着替えるのね。でも、オートが解けない理由がわからないよ・・・。
由香ちゃんと自分自身の手で廻しがはずされていきます。由香ちゃんは、はずされた廻しを置き、そして、言いました。
「目をつぶってくださいますか」
オートは言われるままに目をつぶります。何なに一体。素っ裸で何をされるの・・・。その時、私の敏感な所に・・・おちんちんに何かがかぶさりました。あったかくてぬめってしてます。オートも驚いたのか、目を開け下を見ます。
な、なにしてるのよ。由香ちゃあーあ、あ、あ・・・。何これ・・・。
由香ちゃんが舌をつかって私のおちんちんの下から、尿道の中までねぶってきます。その内、口いっぱいに頬張った由香ちゃんは、前後運動をはじめました。
「あ、あ、由香ちゃん」
オートも耐えきれず、声をあげます。由香ちゃんは、しっかりと私の根元を手で掴み、袋をもみあげてきます。私のおちんちんが一瞬ぐぐっと大きくなったかと思うと、何かが根元から突き上げてきました。おしっこ・・・いえ、これは・・・。
どくどくどくと、由香ちゃんの口の中へと吐き出してしまった私は、ふーふーと息をあらげます。
口を離した由香ちゃんは、ごくりっと音がしてそれを飲み干してしまいました。
「いきなりごめんなさい。これがこの神事の最後だったんです。勝利した神の兵の精を受けるのが・・・」
由香ちゃんはそのまま私の着替えを出してくれました。
「今日はありがとうございました。おかげで我が神社の勝利と言う栄誉をいただきました。これにてこの一年間この地域の五穀豊穣は約束されました」
口の端に白い液がすこしついた由香ちゃんは、神々しいまでの笑顔を見せてくれました。
初めての仕事がね。婦警さんじゃなくて、お相撲さんになっちゃいました。でも、由香ちゃんかわいかったから、よしとします。
あとがき
美奈の初仕事です。このシリーズの中で最初の男化です。おまけに力士です。女性化TS好きにとってはきついかもしれないけど、こういったところが私の萌えツボです。ご了承ください。
石山